
肌に出来てしまった茶色いシミは年齢を感じさせるものです。
ある程度の年齢になってしまうと開き直ってしまうことも可能でしょう。
しかし、女性として美しくありたいと考える時にシミが出来てしまうとネガティブな気持ちになります。
そうした気持ちを解消しようとシミ取りレーザーを利用するのは非常に良いことです。
ただし、シミ取りレーザーにはいくつかの注意点があります。
この注意点を知らないと、さらにひどい状況に追い込まれてしまうかもしれません。
アンケートで募集した実際の失敗談を元にシミ取りレーザーの注意点について紹介したいと思います。
光治療と違い、シミ取りレーザーには1週間前後のダウンタイムが必要です。
ダウンタイムとは、レーザーによって傷ついた肌が回復するまでの時間のことです。
シミを取り除く強いレーザーであればあるほど、肌に残るダメージは大きくなります。
このダウンタイムが人によっては2週間以上にも及ぶので注意が必要です。
都内に住む40代の女性はシミ取りレーザーを利用しました。
強い痛みを感じつつも施術が完了し、後は1週間ほど安静にしていればシミとはおさらばの生活になるはずでした。
しかし、1週間が経過しても肌は真っ赤になったままで痛々しいカサブタが出来た状態だったのです。
クリニックに説明を求めてダウンタイムの長さには個人差があると言われて終わりです。
結局、肌を出して外を歩けるようになったのは2週間以上経過してからでした。
職場の人や友人などには、マスクで隠し通すことが出来ずにシミ取りの事実を気付かれてしまったのです。
ダウンタイムがどれだけ続くかは、人によるという注意点を覚えておきましょう。
シミ取りレーザーの治療後は絶対に肌へ刺激を与えてはいけません。
熱いシャワーや日光を浴びることは厳禁です。
治療箇所を絆創膏で隠したり、外用薬を塗ったりして保護します。
こうした細心の注意を怠ると取り返しのつかない事態に陥ってしまうのです。
都内に住む30代の女性のケースでは、適当な性格が災いして日焼けを気にせず生活していました。
その結果起きてしまったのがシミ取りを行った場所の炎症です。
シミ取りレーザーは肌に強いダメージを与えているので、非常に敏感になっているのです。
そこへ日差しが当たったことで炎症が起こってしまい、赤く腫れてしまったのです。
その後はスキンケアに注力したため大事には至りませんでしたが、シミの場所が真っ赤に腫れて痛々しい状態になりました。
レーザー治療を受ける場合は医師の話をしっかりと聞いて、それを守るのが大切です。